吉田 健太

DIYアドバイザー

元塗装職人・DIYアドバイザー。建築塗装の現場で10年の経験を持ち、プロの技術をDIY向けにわかりやすく伝えます。

吉田 健太の記事 (8)

外壁・屋根

モルタル造形は、モルタルが硬化しきる前にコテや千枚通しで彫り込み、石や岩、レンガの質感を作る左官系の技法です。塗装で見せるのではなく、まず下地に食いつかせて厚みを確保し、乾く前の短い時間で形を決めるところに成否が出ます。

外壁・屋根

リシン、スタッコ、吹き付けタイルは、モルタル外壁にスプレーガンで塗材を吹き付けてつくる「吹き付け仕上げ」の代表的な3種類です。現場では、築10〜20年の戸建てで外壁塗装の見積もりにこの名前が並び、自宅がどれなのか分からず不安になる相談を何百回も受けてきましたが、手で触れば数秒で見分けられることが多いものです。

外壁・屋根

木製フェンスとラティスは、紫外線、雨水、木材腐朽菌に常時さらされる屋外部材であり、塗装は見た目を整えるためではなく木そのものを守る防御策です。色あせを放置すると劣化は根元へ進み、内部がフカフカに腐って支柱ごと折れることもあります。

外壁・屋根

トタン屋根やトタン波板の塗り替えは、金属に合う下地処理と塗料の組み合わせを外さなければ、DIYでも十分に狙える作業です。筆者が200件超の屋根外壁を見てきた経験でも、早期剥がれの相談はケレン不足が引き金になっている例が目立ち、色あせやサビが出た段階であれば、

塗装入門

スプレーガンは、塗料を霧にして吹き付ける道具で、エアスプレー・エアレス・HVLPの3方式に分かれます。吉田健太が現場で見てきたのは、ゆず肌やタレ、ムラの多くが道具選びだけでなく、距離・エア圧・希釈の詰め方で決まるという事実でした。

トラブル解決

門扉やフェンス、物置の鉄部は、塗り直しても数か月で赤いサビが浮くことがあり、その成否は塗装そのものより下地処理で決まります。鉄のサビには進行する赤錆と、緻密で安定した黒錆があり、現場で200件以上の戸建鉄部を見てきた経験でも、塗り直してすぐ剥がれる依頼の多くはサビ落とし不足か脱脂の省略でした。

トラブル解決

余った塗料・ペンキは、水性でも油性でも液体のまま自治体のゴミに出せず、排水口へ流すのも厳禁です。外壁塗装の現場でも、塗り終わったあとに残る塗料の処理は毎回ついて回る問題で、固化剤の量を読み違えて足りなくなった失敗や、油性を吸わせたウエスが翌朝ほんのり温かくなっていてヒヤッとした経験が、

素材別塗装

珪藻土は、藻類の化石が堆積した土を主成分にする塗り壁材で、漆喰は貝の化石由来の消石灰を主成分にする材料です。室内の塗り壁DIYでは、この2つの違いを最初に押さえるだけで、仕上がりの質感と作業の難易度がぐっと見えやすくなります。